SONYのヘッドセットMDR-EX31BNを買ってみた!~私のandroid機器と愉快なBluetooth機器たち第一弾ヘッドセット編~

私が所有しているandroidスマホSHARP 206SHと7インチタブレットASUS MemoPad HD7 ME-173用に、3つのBluetooth機器を購入しました。Bluetoothというと一昔前までは、

  • 繋がりにくいくせに、すぐ切れる!
  • 何をするにしてもワンテンポ遅れる!
  • バッテリーがすぐになくなる!
  • 重い!
  • 高い!

などなど、あまりいい印象を持っていませんでした。仕事柄、

「○×さん、無線マウスって使いやすいですか?お勧めのあります?キーボードも無線にしたら、パソコンの前にいなくても大丈夫ですよね。」

などとよく聞かれるのですが、

「う~ん、結構くせがありますよ!マウスやキーボードが急に繋がらなくなったら困るでしょ。そもそも、パソコンの前にいなかったら画面見えないじゃないですか!」

などと軽くかわしながら、Bluetoothをお勧めすることはありませんでした。

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まずは、ヘッドホンをBluetooth化してみる

しかし、時代はモバイル!かく言う私も、タブレットから長く延びるヘッドホンのコードには辟易していましたし、先月からブログを始めるとフリック入力がやけに疎ましく感じていましたので、無線化を推し進めることにしました。

まずは第一弾、ヘッドホンの導入です。私の要求仕様は、

  • 音質に関しては多くは求めない
  • が、長く使っていて耳が疲れにくいものがいい
  • ヘッドセット機能もあればよし

購入したのは、SONYのMDR-EX31BN、税込みで7500円。まずまずの買い物だと思います。
MDR-EX31BN
導入に当たって、色々な機種のレビューを見て悩みに悩んだのですが(この悩んでいるときが一番楽しいですね)、決め手となったのは

  • ノイズキャンセル機能
  • 長時間稼働
  • やっぱりSONYが好き!

の3点でした。

操作はいたって単純かつ簡単

操作はいたって単純です。
MDR-EX31BN2
POWER/PLAYボタン

短押し長押し(2秒)長押し(7秒)
電源オフ時電源オンペアリングモード
電源オン時電源オフ
音楽再生時一時停止

早送り・巻き戻しスイッチ
早送り・巻き戻し
ボリュームスイッチ
ボリュームの上げ下げ
NC(ノイズキキャンセリング)スイッチ
AI NCにスライド→ノイズキャンセリングモードを自動的に選択

NC モードA
中低域の音を多く含む騒音に適しています。一般的なノイズが多い環境に効果的です。
NC モードB
超低域の音を多く含む騒音に適しています。主にバス・電車の騒音に効果的です。
NC モードC
比較的静かで広い帯域の騒音に適しています。主にオフィス・OA機器などの騒音に効果的です。

OFF→NCで「NCモードB」が自動選択されます。

ペアリングもあっという間に完了

 ペアリングは、初回のみMDR-EX31BNをペアリングモードにして、端末側でBluetoothをon→デバイス検索。MDR-EX31BNが表示されたら、PINコード0000を入力。2回目以降は、MDR-EX31BNの電源ON状態で、端末側のBluetoothがONになっていれば、自動的にペアリングを行ってくれます。簡単です。

 音質は上々です。低音・中音・高音共に、きれいに鳴っているように思えます。元々「取り敢えず聞ければいいさ」という志の低さでしたので、私の耳には十分な音質です。安物のイヤホンにありがちな、「シャカスカ感」はありません。

 ちなみに本機は、高音質な音楽が楽しめるBluetoothのatpXコーデックにも対応しています。接続先の端末側もaptXに対応している必要がありますが、条件さえ揃えばより高音質な音楽をワイヤレスで楽しむことができます。

 詳しくはこちらの記事をご覧ください。

SONYのヘッドセットMDR-EX31BNでaptXを試してみた
 先の記事でもご紹介したSONYのヘッドセットMDR-EX31BNですが、 aptXに対応しており、接続先の端末も同じくaptXに対応していれば、圧縮率の低い高音質の音楽が楽しめます。  aptXって何?どれぐらい音がきれい...

 また本機は、Bluetooth Version3.0、Bluetooth power class2を採用していますので、見通しは約10m。「障害に強いBluetooth」だけあって、距離5m壁2枚程度の障害であれば楽々届いてくれます。「居間にタブレットを置いたままちょっとトイレ休憩」というシチュエーションでも、音が途切れることはありません。

MDR-EX31BN最大のウリ、ノイズキャンセリング機能

 何といっても最大のウリはノイズキャンセリング機能です。7年ほど前にNW-A910というフラッシュメモリー型のウォークマンを持っていたのですが、このノイズキャンセリング機能に感動した記憶があります。電車の中でNCをオンにすると、周りの音がすっと消えて音楽だけが聞こえる、でも社内放送の音はしっかりと聞こえる、何ともくせになる便利さでした。

 さて、MDR-EX31BNですが、NW-A910ほど「劇的に音が消える」ことはありません。ただし、電車などの音が大きい場所でNCオン→NCオフにしてみると騒音がわっと聞こえてきますので、ノイズキャンセリングが機能していることはわかります。NC モードA・B・Cの違いは私の耳では聞き分けれませんでした…。

 ただ、このノイズキャンセリング機能ですが、「周囲の雑音の逆位相の音をヘッドホン側に流すことによって雑音を打ち消す」というものですので、「ノイズキャンセリングがよく効く=余計な音を大量に流している」という構図が成り立ちます。MDR-EX31BN程度の効き具合の方が、耳に優しいような気がします。本機は長時間聞いていても、それほど耳が疲れる感じはありません。

バッテリーのもちは?ヘッドセットとしての使い勝手は?

 稼働時間のカタログスペックはNCオン時で9.5時間。私は、通勤の行き帰りに使用する頻度ですので、1週間に1回程度の充電で機嫌よく動いてくれています。満充電に必要な時間は2.5時間。ただし、充電中は使用不可になります。

 ヘッドセットとしての機能ですが、本機は8台までのマルチペアリングに対応し、また音楽再生機器と通話機器、それぞれ1台ずつに同時接続できるマルチポイントに対応していますので、タブレットで音楽を聴いている途中にスマホからの通話着信を受けることができます。POWERボタンを押すと切り替わります。簡単です。

 音質に関しては、受話時はノイズキャンセリング機能がほどよく働き、クリアな音声が聞こえてきます。通話相手に音質について確かめたことが無いのですが、文句を言われたこともないので、良好なのだと思います…。

中々に良くできたヘッドセットだと思いますが、難点も少々

 付属のヘッドホンが少々短く、胸周りに固定せざるを得ないのですが、本体のサイズが大きいためかなり仰々しい様相になります…。また、電源オン時に本体上部のランプが結構激しく青点滅するのですが、胸のあたりにつけていると、
MDR-EX31BNside
わしゃ、ホタルか!

状態になります。電車の中では周りの目が少し気になりますね。ヘッドホンを市販の長いものに代えてしまうとノイズキャンセリング機能も無くなります。私は、スーツの内ポケットに固定することでうまく隠していますが、やはりヘッドホンの長さはもう少し欲しいところです。

やっぱりSONYが好き!

 難点も少々ありますが、総じて機能全般には満足しています。値段も7500円前後とリーゾナブルだと思います。カセットウォークマンで少年期を過ごし、MDウォークマンで青年期を過ごし、フラッシュメモリー型ウォークマンで中年期(?)を過ごした私にとっては、「ポータブルオーディオ=SONY」なのです。先週、「SONY最終赤字2300億円、上場来初の無配!」という衝撃的なニュースが駆け巡りましたが、私はSONYが好きです!簡単ではないとは思いますが…、是非とも復活をとげてほしいと願ってやみません。

★当ブログのMDR-EX31BN関連記事はこちらから★

https://www.ligamap.com/android-aptx/
https://www.ligamap.com/ex31bn-lamp/

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