【骨折日記その2】踵骨前方突起骨折って何?

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fracture

 前回「踵骨前方突起骨折~受傷の経緯と診断過程~」のあらすじ

 階段の踊り場付近で、不覚にも転倒・左足を負傷してしまった私。受傷当日はなんとか耐えられたものの、翌朝自力での歩行が困難なほどに症状が悪化。

 受診した近所の総合病院で3時間強待ちの苦行の末、爽やかな担当医師から伝えられた診断名は「踵骨前方突起骨折(しょうこつぜんぽうとっきこっせつ)」という、聞き慣れないものだった。

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踵骨前方突起骨折って何?食べられるの?おいしいの?かまずに3回連続で言えたら自慢していいの?

踵骨前方突起骨折といいましてね、こちらの模型をご覧ください。」

 すでに爽やかな看護師さんが、足の骨の模型を持ってスタンバイされていました。

ここが病院でなければ、かなりシュールな光景です。

 「この大きな骨が踵骨(しょうこつ)といいます。いわゆる、かかとの骨ですね。この踵骨の先に二分靭帯(にぶんじんたい)という腱がついています。この二分靭帯、名前の通り2つに分かれていまして、それぞれ立方骨(りっぽうこつ)と舟状骨(しゅうじょうこつ)という足の甲の骨に着いています。いわゆる、かかとと甲の骨を繋ぐ二股のジョイントですね。」

 ふむふむ、入ってくる、入ってくる、とてもわかり易い。主治医先生、まだお若いのにプレゼン能力が高い!うらやましい限りです。

「今回、この二分靭帯に引っ張られた踵骨の一部が折れるというか、剥がれるというか、引きちぎられた状態です。

 なんと!引きちぎられたとな!そりゃあ、痛いわけです。

弱い体とチキンなハートに感謝!

「それでは、先ほど撮ったレントゲン写真を見てみましょう。ここが踵骨の問題の箇所です。拡大してみます。」

 「問題の箇所」をクリックすると拡大画像が表示されます。元の解像度が十分高いのか、リサンプリング処理を行っているのか、鮮明な拡大画像が表示されます。タイムラグからして、おそらく前者だろうなあ、と職業柄妙な所が気になります。

「この黒い線の部分で骨が折れています。わかりますか?」

 わかりますとも、くっきり、はっきり折れていますね。白と黒の世界ですので、元の正常な形が頭に入っていないと全くちんぷんかんぷんですが、こうして説明されるとはっきりわかります。立派な骨折でした。

 この部分の骨折は、人によってはあまり痛みが出ないケースもあり、捻挫だと思ってそのまま放置される方も多いそうです。でも変な状態で骨が固まってしまうと、いつまでも痛みが取れないなどの後遺症が残ることもあるとのこと。

 今回ばかりは、痛みに弱い脆弱な体と、我慢のきかないチキンなハートに感謝です。

 早く見つかってよかった!

「では、固定していきますので、こちらにおかけください…」

続きは次回にて。

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