年の瀬の大阪のイルミネーションイベント、「大阪光の饗宴2014」の最大の見どころはやはりプロジェクションマッピングでしょう。今年も昨年同様、大阪城と中之島の大阪市中央公会堂で開催されます。特に大阪城の天守閣をスクリーンに見立てた「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」は、有料イベントにも関わらず昨年59万人の入場者を記録しました。今年はどんな映像を見せてくれるのでしょうか。
プロジェクションマッピングって何?
名前はいかめしいですが、やっていることは意外と単純で、プロジェクターでCGを映しているだけです。ただ、投影先が白いスクリーンではなく、中央公会堂の壁だったり大阪城の天守閣だったりするだけです(笑)。
2012年に東京駅丸の内駅舎を使って行われたプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」で一躍脚光を浴び、以降色々なイベントでお目見えしていますのでご覧になられた方も多いかと思います。
大阪市中央公会堂
1918年(大正7年)建設の大正ロマンあふれるこの建物、大阪人には通称「中之島公会堂」として親しまれています。結婚式の会場としても人気で、私も何回かご招待いただきました。
既に3台のプロジェクターがセッティングされ、準備万端です。ここでは、
Les Anooki á Osaka! ~アヌキが大阪にやってきた~
日程:2014/12/14(日)~12/25(木)
時間:17:00〜21:00
会場:大阪市中央公会堂
世界一、小さなイヌイットの2人組、アヌキ。
どんな建物でも遊び場にしてしまうアヌキは、街の遺産である建物に新たな表情を引き出し、自由奔放で躍動的な世界を展開します。
光☆絵
日程:2014/12/14(日)~12/25(木)
時間:21:00〜21:30
会場:大阪市中央公会堂
今年で2 回目を迎える「光のアートアワード」の一般参加部門で最優秀賞を受賞した「光のつ
みき」、優秀賞を受賞した「glisten」の2 作品をはじめ、4 枚の静止画を大阪市中央公会堂に照射。
なかでも積み木のお城をイメージした「光のつみき」は必見です。
の2作品が上映されます。入場は無料です。
大阪城
言わずと知れた豊臣秀吉の居城です。1615年の大阪夏の陣で徳川によって落城された後に再建されました。その後も火災による焼失・再建を繰り返し、豊臣時代の面影は残っていないとされていますが、大阪人には「太閤さんのお城」として親しまれています。ちなみに、「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」の会場である西の丸庭園は、豊臣秀吉の正室・北政所の屋敷があった場所とされています。ねねさんもびっくりですね。また、春は桜がとてもきれいな庭園です。
日程:2014/12/13(日)~2015/3/1(日)
時間:17:30~22:30(最終入場30分前)
12月20日~12月25日は23:00まで
1月13日~3月1日は18:00~22:30まで
会場:大阪城西の丸庭園
12月13日にはオープニングイベント、12月31日にはカウントダウンイベントも企画されています。詳しくは公式サイトをご覧ください。チケットも公式サイトから購入可能です。レギュラーチケット1700円、プレミアムチケット3100円と少々お高いですが、お金を出してでも見る価値は十分にあるかと思います。
私も動画作成が好きですので、いつの日か大阪城は無理としても、犬小屋のような拙宅の壁に投影してみたいものです…。でも、業務用のプロジェクターって高いんですよね…。というか、私がやるとただの近所迷惑ですよね(笑)。
当ブログの「大阪光の饗宴2014」「OSAKA光のルネサンス2014」「御堂筋イルミネーション2014」「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」「大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング」関連記事はこちらからどうぞ。
コメント