感想「なら瑠璃絵2015」智慧の光に照らされて鍋を食らう

感想「なら瑠璃絵2015」智慧の光に照らされて鍋を食らう

 いよいよ2015年2月8日(日)から、「なら瑠璃絵」が始まりました。早速初日に行ってきましたので、写真と共に感想を書いてみたいと思います。
 荘厳な瑠璃色に彩られた光の回廊で繋がった世界遺産、興福寺、春日大社、東大寺を巡る何とも贅沢な行程です。

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近鉄奈良駅から興福寺

 最寄駅は近鉄奈良線の奈良駅です。当日は朝からあいにくの雨だったのですが、昼過ぎにはすっかり上がりほっとしました。会期中土日祝は3日間しかないため、雨で流れてしまうと予定が狂ってしまうところでした。

最寄駅の近鉄奈良駅

最寄駅の近鉄奈良駅

 地上に上がり東に向かうと、5分ほどで会場入り口に到着します。昨年は、ライトアップされた冬桜がありましたが今年はシンプルですね。

会場入り口

会場入り口

 ひかえ目にライトアップされた興福寺五重の塔です。澄み渡った真冬の空に照らし出された悠久の造形美は必見です。

興福寺五重の塔

興福寺五重の塔

興福寺から新公会堂へ

 奈良国立博物館前のミラーボーラーです。昨年の噴水をスクリーンに見立てたプロジェクションマッピングに代わって新お目見えです。中央に仕立てられたクリスタルの蓮から放射された光が辺りに降り注ぎます。

奈良国立博物館前のミラーボーラー

奈良国立博物館前のミラーボーラー

 新公会堂の七夕ロードです。「瑠璃色の光の絨毯」が敷き詰められた中庭は圧巻です。

新公会堂の冬七夕ロード

新公会堂の冬七夕ロード

「智慧の光」に彩られた東大寺鏡池のプロジェクションマッピング

 昨年に引き続き、東大寺鏡池でのプロジェクションマッピングです。

東大寺鏡池のプロジェクションマッピング

如来から出た智慧の光はあまねく世界を照らし、世界をめぐった後また如来へ戻っていく。その光を思い制作しています。

 当日は風が少し強く、噴水の水柱が流されてしまいましたが、固定物に対して行う計算しつくされたプロジェクションマッピングにはない自然な趣きを堪能できました。

東大寺鏡池のプロジェクションマッピング~横から

東大寺鏡池のプロジェクションマッピング~横から

番外編 第2回あったかもんグランプリ

 初日の8日は、18時の点灯に先がけて16時から新公会堂で「第2回あったかもんグランプリ」が開催されました。27種類もの奈良のご当地鍋を楽しめるイベントです。私は今年が初参戦です。

第2回あったかもんグランプリ

第2回あったかもんグランプリ

 一杯300円のお手頃価格なのですが、どの鍋もボリュームがあり大変美味しくいただきました!中でも、下北山村の「きなりの郷下北シシ鍋」は猪の肉も柔らかく最高でした!

 今年は客足が早かったそうで、点灯される18時の時点でかなりの店が売り切れ状態だったとのこと。もし来年も開催されるなら、少し早めに公会堂を目指してくださいね。

「なら瑠璃絵」の開催期間は2015年2月8日~14日まで

ゆっくり歩いて2時間弱、全長5kmほどの行程です。期間は今週の土曜日までとなっていますので、是非とも瑠璃色に照らされた悠久の奈良の都をご堪能下さい。

公式webサイトはこちら、しあわせ回廊 なら瑠璃絵 公式サイト

当ブログの「なら瑠璃絵」関連記事はこちらからご覧ください。

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