2015年10月現在ASUSさんから、ZenFone2、ZenFone 2 Laser、ZenFone Selfieの3種類のスマートフォンが発売されています。今回、ZenFone Selfieを試用させていただいているのですが、家族用にZenFone 2 Laserも購入し使っています。
それぞれ特徴のあるラインアップになっていますが、どの機種を選ぶのが「正解」なのでしょうか?大きさ・解像度・液晶サイズ・CPU・カメラ機能の観点から比較してみたいと思います。
大きさ比較
本体サイズ | |
ZenFone2 | 152.5 ×77.2 ×3.9 mm ~ 10.9 mm |
ZenFone 2 Laser | 143.7 ×71.5 ×3.5 mm ~ 10.5 mm |
ZenFone Selfie | 156.5 ×77.2 ×3.9 mm ~10.8 mm |
ZenFone2とZenFone Selfieがほぼ同じ大きさ、ZenFone 2 Laserが一回り小さい大きさになっています。わずか数センチの違いですが、スマートフォンは毎日手に取って使うもの。手になじむサイズを選ぶことは重要だと思います。私は手が大きい方ですので、ZenFone Selfieがしっくりときました。
液晶サイズ、解像度比較
液晶サイズ | 液晶解像度 | |
ZenFone2 | 5.5インチ | 1980 × 1080 |
ZenFone 2 Laser | 5インチ | 1280 × 720 |
ZenFone Selfie | 5.5インチ | 1980 × 1080 |
こちらもZenFone2とZenFone Selfieが5.5インチ1980 × 1080のフルHD、ZenFone 2 Laserが5インチ1280 × 720のHDとなっています。液晶回りも毎日目にするものですから重要です。
老眼が入りつつある私のようなおじさんにとっては、液晶サイズは少しでも大きい方が見やすくてありがたいです。また解像度が高すぎると文字が小さくなるため、1280 × 720の5.5インチ液晶がベストなのですが…、ありませんね。液晶のサイズか解像度のどちらを取るという選択になるのですが、私なら液晶サイズの大きい方を選びます。
CPU比較
CPU | |
ZenFone2 | Intel Atom Z3560 4コア 1.8GHz |
ZenFone 2 Laser | Snapdragon 410 4コア 1.2GHz |
ZenFone Selfie | Snapdragon 615 8コア 1.5GHz + 1.0GH |
単純なCPUの性能としては、ZenFone2>ZenFone Selfie>ZenFone 2 Laserとなります。ただ、CPUの性能は車でいうところのエンジンの性能のようなもので、鈴鹿のサーキットコースを攻めるのと普段の買い物で使うのとでは要求されるスペックが違って当然です。
スマートフォンで高スペックが要求される環境と言えば、3Dゲームぐらいでしょうか?家族がZenFone 2 Laserで遊んでいるのを見る限り、それほど遅いとは感じません。私自身はゲームをやりませんので、3機種どれでもすでにオーバースペックです(笑)。
カメラ性能比較
インカメラ | アウトカメラ | 補足 | |
ZenFone2 | 500万画素 | 1300万画素 | デュアルカラーLEDフラッシュ |
ZenFone 2 Laser | 500万画素 | 1300万画素 | レーザーオートフォーカス デュアルカラーLEDフラッシュ |
ZenFone Selfie | 1300万画素 | 1300万画素 | レーザーオートフォーカス デュアルカラーLEDフラッシュ |
アウトカメラは3機種共1300万画素、インカメラはZenFone Selfieのみ1300万画素、他の2機種は500万画素、補足としてZenFone 2 LaserとZenFone Selfieは
「レーザーオートフォーカス」と「デュアルカラーLEDフラッシュ」がついてきますが、
ZenFone2は「デュアルカラーLEDフラッシュ」のみです。
これも、スマートフォンのカメラに高画素が必要かというと少々疑問なところで、かつてのデジカメの「高画素自慢競争」を彷彿とさせます。撮影素子のサイズが変わらないまま画素数だけを上げても、画素数1個当たりの撮影素子の面積が小さくなるため、「画質は良くならないにも関わらず写真のファイルサイズだけが無駄に大きくなる」という困ったことになりかねません。そのため、画素数自体は選択要素になりません。
ZenFone Selfieで撮った自宅近くの風景写真
「論より証拠」で私がZenFone Selfieで撮影した写真を何点かご紹介します。撮影者のセンス・技術はとりあえず棚に上げて(笑)、これぐらいの写真が撮れるんだなとご参考にしていただければ幸いです
撮影モードはオート、昼間の明るい環境での撮影です。ピント・露出は手前の大きな秋桜。ピントの鮮明さと背景のボケ具合のイメージをご確認ください。
撮影モードはオート、「藤棚の暗さ+外の激しい逆光」というかなり厳しい条件での撮影です。ピント・露出は手前の藤棚の柱部分です。
いかがでしょうか?くどいようですが、撮影者のセンス・技術は無視していただくとしても、スマートフォンでこれぐらいの写真が撮れれば私としては大満足です。
販売価格比較
ASUS ZenFone Shopでの販売価格(2015年10月31日現在) | |
ZenFone2 | 35,424円 |
ZenFone 2 Laser | 30,024円 |
ZenFone Selfie | 40,824円 |
まとめ
以上の比較を考慮して、私が選ぶとしたらZenFone2かZenFone Selfieですね。皆さんの機種選定のご参考になれば幸いです。
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