電子書籍で読む将棋の棋書~将棋世界編

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電子書籍で読む将棋の棋書~将棋世界編
 通勤電車のお伴に将棋の棋書は欠かせません。重要な会議の前は軽めの詰将棋でウォーミングアップ、悩ましい朝は次の一手問題集で気分爽快、疲れ切った週末の午後は、矢倉の定跡書で即爆睡。

 気分転換にもってこいの棋書達ですが、持ち運ぶ種類が増えてくると、如何せんかさばります。そこで、ぼちぼちラインナップも増えてきた電子書籍を試してみました。

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将棋の棋書の特徴

 将棋の棋書は一般書籍と違って、棋譜の譜号と図が重要になります。「頭の中の盤面で自由自在に駒が動かせる達人」から程遠い人間である私は、譜号と図がはっきりと読み取れる必要があります。

 この時点でスマホはサイズ的に厳しく、タブレットの一択になります。私が持っているASUS MemoPad HD7 ME173は7インチサイズのタブレットです。この大きさであれば、譜号も図もはっきりと認識でき理想的です。

書店はやはりアマゾンが無難?

 書店はやはりアマゾンが無難かと思います。将来Kindleに乗り換えても、ipadに乗り換えても互換性という点では安心です。やはり「端末を代えたら購入した本が読めなくなる」というのは許せませんよね。

 アマゾンなら、Kindle以外にもandroidやiOS用のリーダーアプリが用意されており、使い勝手も上々です。

将棋ファンのバイブル将棋世界を買ってみた!

 早速、将棋ファンのバイブルである「将棋世界」の電子版をアマゾンKindleストアで購入してみました。540円也。紙の書籍より260円お得です。

 ちなみに、「将棋世界」はアマゾン以外ても、マガストア、fujisan.co.jp、雑誌オンライン+BOOKS、Google Play、e-shinbunで購入可能です。詳しくは日本将棋連盟のwebをご参照ください。

電子書籍版将棋世界の特徴は

 「将棋世界」の内容については、色々思う所があるのですが、ここでは「電子書籍版」の特徴について触れてみたいと思います。

かさばらない!軽い!折り目が着かない!

 「将棋世界」って重さはそれほどではありませんが、結構かばんの容量を食うんですよね。また、ハードカバーではありませんので、表紙に折り目が着くと地味にショックです。「電子書籍版」なら液晶が破壊されない限り、折り目が着くことはありません。

写真が綺麗に見れる!

 「将棋世界」の最大の特長は、素晴らしい写真にあるとおもいます。緊迫した対局風景や、インタビュー時に見せる棋士の何気ない素顔は、将棋ファンにとっては垂涎ものですが、「電子書籍版」は紙版より圧倒的に写真が綺麗に見れます。

何冊でも持ち運べる!

 これも電子書籍なら当たり前ではありますが、「何年か前の羽生さんと森内さんの名人戦で、森内さんが羽生さんの指し手にびっくりして飛び上がった対局って何だっけ?」と電車の中でふと気になった時でも、すぐにバックナンバーを当たれます。

電子書籍版将棋世界の残念なところ

独立した目次ページがない!

 電子書籍用にレイアウトし直したリフロー版ではなく、書籍版のイメージをそのまま採用しているため、目次も書籍版のままでリンク設定もありません。目次と読みたいページを行き来したい時は、恐ろしく面倒です。本来、電子書籍の得意とする部分ですので残念です。

検索機能がない!

 これも同根ですね。電子書籍用に編集されておらず、いわば書籍の写真をまとめただけですので、文字検索がてきません。これなら、テキスト付きのPDF形式でもらったほうが便利です。検索機能も電子書籍の得意とする所ですので、残念至極です。

「新生将棋世界」に望むこと

 解説文と盤面図がページまたぎになると、ページを行ったり来たりしなければいけないのが不便です。これが同一ページに収まれば、流れがとても追いやすくなります。紙媒体の場合は、紙幅の都合がありますので実現は難しいかと思いますが、電子書籍なら紙幅の概念がありませんので実現可能だと思います。

 また、iPad版で実現していた「駒が動く機能」がiPad版の休止と共に廃止され、何故か電子書籍版にも引き継がれませんでした。必須機能とは思いませんが、あると便利だと思いますので復活して欲しいですね。

 以上、現状の「書籍版の焼き直し」では電子書籍ならではのメリットをほとんど活かすことができませんので、是非とも構成を一から練り直した「新生将棋世界」を作って欲しいと思います。将棋は日本が誇る最強のボードゲームですから、ついでに多国語対応していただいて日本の技術の高さを世界に発信していただきたいと思います。将棋連盟だけでは無理なら(無理そうですかね…)、ドワンゴさんに協力してもらったらいいのではと思いますが、いかがなものでしょうか?

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