3か月間使ってわかったT90chi-3775(ASUS)の長所と短所をレビュー

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発売直後の2015年11月に購入したASUSの2-in-1PC「TransBook T90CHI-3775」のレビュー記事をご紹介します。

3T90CHI-3775は8.9インチの中型タブレットとしても小型のノートPCとしても使える、いわゆる「キーボード付きのWindows10タブレット」のジャンルに属する商品です。一見「中途半端」感が漂う本機ですが、ちょっとしたブラウジングや文書作成などにはちょうどよく、最早手放すことのできない愛機となりました。

3か月間使ってわかったT90CHI-3775メリットデメリットをご紹介したいと思います。

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T90chi-3775(ASUS)の特徴

主なスペックは以下の通りです。

CPUインテル Atom プロセッサー Z3775
動作周波数1.46GHz(MAX 2.39GHz)
OSWindows 10 Home 32ビット
メインメモリ2GB
液晶8.9型ワイドTFTカラータッチスクリーンIPS液晶(グレア)
解像度1,280×800
内蔵ストレージ64GB(eMMC)
Webカメラインカメラ 200万画素
アウトカメラ 500万画素
SDカードmicroSDXC(MAX128GB)
無線LANIEEE802.11a/b/g/n
BluetoothBluetooth 4.0
キーボード87キー日本語キーボード
USBポートmicroUSB×1(キーボード側に充電用microUSB×1あり)
バッテリー駆動時間約10.3時間
サイズ幅241mm×奥行き137mm×高さ16.5mm
重量約750g(キーボードはずすと約400g)

昨年の秋から出始めたWindows10タブレットとしてはごく標準的なスペックです。

T90chi-3775のメリット

使いやすいキーボード

キーピッチはおよそ13mm。かなり手の大きな私でも何とかタイプできるぎりぎりのサイズです。打刻感も良く、コンパクトサイズのキーボードとしてはかなり使いやすい部類に入ります。

T90chi-3775を選んだ最大の理由は、「快適な文字入力」でしたので購入前に店頭で試し打ちをしてみたのですが、数文字入力しただけで即気に入りました。3か月間使い込んだ今でも特に不満は感じない「常用可能なキーボード」だと思います。
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絶妙なサイズの液晶画面

快適な文字入力」には文字の視認性が重要ですが、この8.9インチ型がまた「ぎりぎりを狙った(?)絶妙なサイズ」でした。視認性だけを考えれば、もちろん液晶のサイズは大きければ大きいほど有利なのですが、携帯性を考えて「快適な文字入力」可能な範囲でぎりぎりまで小さくしたサイズがこの8.9インチ型だと思います。

絶妙な大きさと重さ

キーボードを合わせると約750gと決して「驚くほど軽い」わけではありません。ただし、「快適な文字入力」を実現するにはキーボードの安定が不可欠で、ある程度の重量が必要です。11インチPCで1Kgを切る商品も多い中、安定性と軽量性のバランスを考えると750gはぎりぎり許容できる重量です。

また、縦はA5よりも少し短い13.7cm、横はA5よりも少し長い24.1cmという大きさも、かばんの中で邪魔にならない絶妙の大きさです。毎日持ち運ぶPCに要求するスペックとしては、個人的には重さよりも大きさの方が重要です。通勤用のかばんはもちろん、休日用のショルダーバッグにも気軽に入れることのできる絶妙のサイズ感です。

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ダイソーで購入したipad mini用のソフトケースのチャック部分を切ると調度いい大きさに。

同じくダイソーで購入した巾着袋に入れるといい具合です。

同じくダイソーで購入した巾着袋に入れるといい具合です。

ほぼカタログスペック通りのバッテリー駆動時間

バッテリー容量は4300 mAh、カタログスペック上の駆動時間は約10.3時間となっていますが、ほぼカタログスペック通りの駆動が可能です。

デフォルト設定では液晶を閉じるとスリープ状態になりますが、スリープ中のバッテリー消費はほとんどなく、

一日数時間の使用+使わないときはスリープ

程度の使用頻度では、充電なしで3日は駆動可能です。

抜群のコストパフォーマンス

快適な文字入力」可能な2-in-1のノートPC兼タブレットが3万円前後ですから、コストパフォーマンスは最高です。フル機能のOfficeがついていないとはいえ、前機種のT90chi-64GSの半額以下ですから、かなり思い切った価格設定だと思います。

T90chi-3775のデメリット

タッチパッドなどのポインティングデバイスがない

これは結構辛いです。「ぎりぎりの大きさと打ちやすさ」を狙った商品ですから、タッチパッドをつけることは難しいかとは思いますが、ThinkPadのようなポインティングデバイスは欲しかったところです。この大きさの液晶ですと、画面のタップだけで文書編集を行うのは限界があります。

ただ無いものは仕方ないので、小型のBluetoothマウスを接続して使っています。2000円程度で買えますので、格安の本体価格を考えるとある程度の妥協は致し方ないかと思います。

今回手持ちのBluetoothマウスのエレコムM-XG1BBBKに加えて新たに小型のレーザーマウスM-BT13BLBKを購入しましたが、どちらも快適に動作しています。


USBポートが1つしかない。しかもMicroUSBポートのみ

使いやすいキーボードがついており、本格的な文書編集が可能なT90chi-3775ならではの不満ではありますが、やはりノーマルのUSBポートは欲しかった!また、本機のMicroUSBポートは充電端子を兼ねていますので、充電しながら周辺機器を接続することができません。

ただ、無いものは仕方ないので(笑)、充電可能なOTGハブをRouteR RUH-OTGU4+Cを購入しました。

T90chi-3775を充電しながら最大4個のUSB機器が接続できる優れものです。これもPC並みの接続端子を本体に配置することで、コンパクトさが失われコストパフォーマンスが落ちることを考えると十分妥協できる範囲だと思います。

液晶のグレア加工が目障り

文書入力主体の使用用途を考えると、グレア加工は不要ですね。ビジネス使用にも耐えうる使用感だけに、ここは残念なところです。

ただ、光ってしまうものは仕方ないので(笑)、ノングレア加工の保護フィルムを貼ればいいかと思います。私はまだ貼っていませんが、どうしても写り込みが気になるようでしたら1000円程度で購入可能です。

(2016年2月追記)結局Amazonで上記「写り込み防止保護フィルム」を購入しました

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気泡が入っても安心の3枚セットです。


見事に映り込みが軽減しました!しかも1000円で3枚セットですから、コストパフォーマンス抜群です!フィルム自体の質感も上々で文句なくお薦めできます。

充電器と充電ケーブルの組み合わせによっては充電できないトラブルが発生する

充電ランプが点いたり点かなかったり、充電完了までの時間にムラがあったり、かなり癖のある仕様です。この相性問題に関しては別稿で検証していますのでご参照ください。

【検証】T90chi-3775が充電できない?MicroUSBケーブルと充電器の相性問題
 Micro USB充電環境シリーズの第2弾。昨年11月に購入したASUSの2-in-1PC「TransBook T90CHI-3775」の充電時のMicro USBケーブルと充電器の相性問題について考えてみたいと思います。  このT90CHI-3775、抜群の機動性で手放せない存在に
Micro USBの充電環境を強化してみましたーACアダプタとモバイルバッテリー
 気付かずに増えてしまうものの代表と言えば、体重とガジェット(?)。かくいう私も気づけば5種類ものガジェットを欠かさず持ち歩くようになってしまいました。全てMicro USBで充電するタイプ。当然全ての商品には専用の充電器が付いていますので、「充電場」である枕元はカオスな状態です。  

質実剛健かつ抜群のコストパフォーマンス!文句なく最近のベストバイ!

発売直後に衝動的に購入し3か月間ほぼ毎日使ってきましたが、本機T90chi-3775は「ビジネス使用にも耐えうるぎりぎりのライン」を狙ったニッチ商品だと思います。ASUSさんは、ニッチを突くのが上手なメーカーさんですね。

使用頻度の低い機能は思い切って省き、コストダウンを図っているものの、使用感に大きな影響を与えるキーボードはしっかり作り込んでいる、古き良き時代のThinkPadを彷彿とさせる出来栄えです。

メモリが2GBしかありませんし、液晶サイズも8.9インチですので、「AfterEffectsでバリバリ動画編集したい」などのヘビーな用途には全く不向きではありますが、文書入力・ブラウジング・メールチェック等の基本的な用途では全く不満はありません。

質実剛健かつ抜群のコストパフォーマンスを持つ本機T90chi-3775は、最近購入したPC・タブレットの中では間違いなくベストバイの一つです。

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