当ブログでも商品紹介の記事が増えてきましたので、室内で簡単に商品撮影ができるように「物撮りボックス」を自作し、LEDライトを導入することで照明環境を強化してみました。自作と言っても、パソコンラックにカラーボードを貼り付けただけの簡単なものではありますが…。
これまでの撮影環境(笑)
撮影環境というほど大層なものではありませんが、ダイソーで買ってきた白のカラーボードを2枚直角に貼り合わせ、「室内照明のみ」もしくは「室内照明+正面から内蔵ストロボ」で撮っていました。不満点は、
・内蔵ストロボを焚いてしまうとコントラストが強くでてしまう
・影の調整ができない
・撮影後の背景の修正が面倒
次に小型の撮影ボックスを買ってみましたが…
不満を解消すべく上海問屋さんで小型(60cm×60cm)の撮影ボックスを買ってみました。四方が半透明のビニール布で囲まれており、ディフューザー兼レフ版の役割を果たしているため、正面からストロボを焚いても周囲にある程度光が回るため、柔らかい写真を撮ることが可能です。が…、
・内蔵ストロボだけでは限界がある。やはり「多灯照明」は必須。
自作「物撮りボックス」を作ってみました
使ったものは、
・要らなくなったパソコンラック
・白のカラーボード
・白の食器棚シート
・白の布テープ
・養生テープ
・模造紙各色
パソコンラック以外は全てダイソーで購入しました。
2.上部は半透明の白の食器棚シートを2重にしてサイドのカラーボードに養生テープで貼り付けました。
3.背部から底部にかけては、適当なサイズにカットした模造紙を程よいRが出るように、サイドのカラーボードに養生テープで貼り付けます。
決して見栄えは良くありませんが、「自作物撮りセット」の完成です!
背景の模造紙は簡単に交換可能ですし、フエルト布やコルクボードなども配置可能です。全て100円ショップで調達可能というのがうれしいところです。
また、今回はパソコンラックを試用しましたが、側面と底部にカラーボードを白の布テープで継ぎ足すことで任意の大きさの「物撮りボックス」を作ることもできそうです。
引き続き「多灯照明」環境を安価に作ってみました
写真の照明と言えばストロボですが、
・「多灯照明」では露出はマニュアルで設定する必要があり面倒
・ビデオ撮影では使えない
というわけで、今回は安価なLEDライトを使って「多灯照明」環境を作ってみました。
購入したのは下記の商品
「NEEWER CN-160 LED ビデオライト」を2機購入してみました。これで、内蔵ストロボを含めて3灯体制です。
パソコンラックの背部にダイソーで購入したマジックテープで一脚を固定し、逆光・反逆光の光を作れるようにしました。また、上部に2重に配置した「白の食器棚シート」はある程度の強度と弾力性がありますので、直接LEDライトを置くことができます。両サイドの白のカラーボードはほとんど透過性はありませんが、逆サイドからLEDライトの光をバウンスさせることで柔らかく光を回すことが可能です。
発光前に露出を決定できないストロボと違って、LEDライトは「見た目のまま」撮れますから簡易的な「物撮り」には最適だと思います。また、1灯3000円強ですから気軽に買い増すことができるのも魅力です。
目的の安価な撮影環境は出来上がりましたが、肝心の写真の腕が…。下手の横好きが試行錯誤している様子をまたご紹介したいと思います。
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