2020年10月20日からファミリーマートの「ブレンドコーヒー」がリニューアルされました。
「本当においしいブラックコーヒーは、甘い。」のキャッチフレーズのCMをご覧になった方も多いかと思います。「甘み焙煎コーヒー」とはどのようなコーヒーなのでしょうか。
以前は濃厚な甘さ。リニューアル後のファミマのコーヒーはどのように変わったのか?
先日更新を再開した当ブログですが、ブログの開設当初の2014年の8月にコンビニのホットコーヒーの飲み比べ企画を打っていました。
当時のファミリーマートのホットコーヒーの印象は、深煎りの苦みと甘みが上手にブレンドされた「大人のコーヒー」というものでした。その後何回かリニューアルされたようですが、今回はどのように変わったのでしょうか。
香りはやや控えめ
コンビニコーヒーは、抽出されるのを待っている間に漂う香りも楽しみの一つですよね。以前はいかにも深煎りの脂っこい濃厚な香りだったのですが、今回はやや酸味のある軽めの香りが漂ってきます。
淹れ上がりのコーヒーの香りも控えめで、当然ではありますが、香りもかなりリニューアルされているようです。
「本当においしいブラックコーヒーは、甘い。」とは如何なるものか?心して飲んでみました。
甘いか?いや甘くない!
一口目。甘いか?いや甘くない…。
以前と比べて苦みはそれほどない。酸味はやや感じる。が、甘いか?いや甘くはない…。
が、物足りない味わいでは決してない。いやむしろ心地よい甘い余韻がほのかに残り消えない。そう、余韻が甘いのだ。
基本さっぱり風味、後味で甘い余韻が楽しめる上質のコーヒーでした
全体的なさっぱりとしたテーストなのだが、やはり甘い余韻が中々消えない。
上あごから鼻にかけて薄い膜をかけられたような心地よい後味。決して水を口にしたくない幸せな余韻。これがほのかに甘くずっと漂っている。
温度が下がっても味のバランスは変わらず、最後まで幸せな余韻が楽しめます。
深煎り特有の濃厚な甘さを想像していたのが、見事に裏切られた。想像のはるか上を行く凄いコーヒーでした。
いやあ、これが150円は安いなあ。
ブレンドS 100円(税込)
ブレンドM 150円(税込)
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