踵骨前方突起骨折(しょうこつぜんぽうとっきこっせつ)受傷から5週間、5回目の診察です。前回の診察で型を採取した足底板が出来上がってくる予定です。担当医曰く、「歩行がかなり楽になる」とのことですので期待度大です。どんな「魔法の板」が登場するのでしょうか。
シーネが外れ、生足での1週間は
前回の診察で、めでたくシーネがお役御免となったのですが、当初はは何とも足元が不安で、少し歩いただけでもじんわりとした痛みが襲ってきました。
街中の少しの段差も恐怖の対象です。真っ直ぐ踵から着地しないと、痛くはないのですが激しい違和感にみまわれます。下りの階段は命がけです。
それでも「お風呂リハビリ」の効果か、全く動かなかった足の指も少しずつ動くようになり、90度の角度で固まっていた足首も120度ぐらいまでは動くようになりました。左右の方向はまだ全く動きませんが、着々と回復に向かっていることが実感できます。
それに伴い、不安だった生足での街中歩行もかなりスムーズになってきました。まだ少し長い距離を歩くと、帰宅後にジンジンとした痺れを感じますが、歩行自体は問題ないレベルになりました。
さて5回目の診察日、いよいよ足底板とご対面です
大きさは
出来上がった足底板の長さは16cm。私の靴のサイズが26.5cmですので、足裏の長さの60%弱。後ろを踵の位置ピッタリに合わせると、先端は「指下のぷにぷにした部分(何ていうんでしょうね?空手では上足底というのですが…)」手前に来ます。
幅はおよそ10cm。足の形に合わせたなだらかな曲線でカットされています。
形状は
平面部分は、「土踏まず」の形状に合わせてなだらかに隆起しています。これを装着することによって、踵から上足底手前までが一枚の板状になる仕組みです。これによって、足裏全体で体重を支えるというわけです。
構成は
固定用のマジックテープがついたカバーの中には、2枚の板が入っています。1枚は足裏の形状に造形された柔らかいシリコンの板。もう1枚は、プラスチック状の硬く平坦な板です。
症状が安定すると、硬い板を取り外してシリコン板だけでOKとのこと。長く使えそうです。
使い勝手は
実際の足型を採取しただけあって、形はぴったりです。靴下の上から装着しますので、肌に直接触れることはなく境目の違和感もありません。
歩行時もシーネほどではないものの、しっかりと足を支えてくれ、生足と比べると断然安定感が違います。
気になるお値段は?
20486円也。
お高いです…。
足型を取っての完全オーダーメイドですので、いたしかたないところです…かね?
通勤労災ということで、治療に必要な装具の自己負担は無いのですが、手続の都合で一旦全額を実費で支払い、後日返金となります。
労災関連の手続に関しては、次回改めてまとめたいと思います。
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