ジュピターコーヒーのストレート豆「マンデリン」を購入しました。マンデリンというと、インドネシアのスマトラ島で採れる高級豆、「深いボディーとしっかりとした苦み」という印象です。ストレート豆の中でも人気がありますよね。果たしてジュピターさんはどんな風味に仕上げてくれているのでしょうか。
スマトラ島のマンデリン、普段は少しお高い豆ですが…
さすが高級豆!ちょっとお高い値段がついています。もっとも、ジュピターさんは他と比べるとお安い値段なのですが。今回は3割引きセール中ということもあり、200gで483円でした。ちなみに、普段は200g690円です。
ポップの説明書きは、
良質な苦みと香りに恵まれたコクのあるコーヒーです。
チャートは、コク・甘み・苦みがほぼMAX、酸味は控えめという表示です。甘み?マンデリンという豆に甘みというイメージがありませんでしたので、少々意外で楽しみです。
苦みに特徴があるはずの豆ですが、以外にも浅煎りで仕上げています
豆は、以外にも浅煎りです。何となくフルシティーローストぐらいの中深煎りの豆を想像してしましたので、少しびっくりです。
豆自体の香りは控えめ。ミルにかけると、ほんのりと甘い香りが漂います。
では、いただきます!
酸味、苦み、後味の甘み、私の「マンデリン感」が変わりました!
一口目、一瞬酸味が口に広がりすぐに苦みに変わっていきます。やや浅く煎っているせいか、想像外の酸味にまず驚かされます。
苦味は、深煎りの「キレのいい苦さ」ではなく「コクのあるゆるやかな苦み」です。そして、また驚いたことに苦みが次第に甘みに変わっていきます。いわゆる「後味スッキリ」タイプのコーヒーではなく、ほのかな甘みがしばらく口の中に残ります。
「深い苦みとコク」というイメージに反して、とてもフルーティーな風味を出しつつ、甘みをベースとした独特のコクが楽しめます。
おそらく、しっかりとした苦みのベースをもった豆をあえて浅煎りすることで、ほのかな酸味を出しつつ、また豆の脂肪分を封じ込めることで後味の甘みを実現しているのかと思います。
ジュピターさんの豆は、ブレンドはもちろんストレート豆も意外性があって楽しめますね。今回もとても美味しくいただきました。
ご馳走様でした!
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