購入当初はWIFIがよく切れるなどのトラブルに悩まされたASUS ZenPad7.0 Z370Cですが、最近は大きなトラブルもなく毎日順調に稼働してくれています。
しかし「天災は忘れたころにやってくる」、起動不能・初期化必須のトラブルに見舞われる前にバックアップはしっかりと作成しておきましょう。
ZenPad7.0 Z370Cで有効なバックアップ手段は概ね、
2.Android標準のバックアップ機能を使う
3.データフォルダを手動でPCなどにバックアップする
4.サードパーティー製のバックアップソフトを使う
の4種類ありますが、この内1~3についてご紹介したいと思います。
目次
ASUSの標準バックアップソフト「アプリのバックアップ」を使う
ASUSのandoroidスマートフォン・タブレットには「アプリのバックアップ」というソフトがバンドルされています。簡単にバックアップの作成ができますので、まずはこちらから試していきましょう。
まずは「アプリのバックアップ」を起動する
こんなアイコンです。まずはさくっと起動してください。
バックアップ項目を選択する
すべてのデータ(システムアプリデータ+インストール済みアプリ)を選択できますが、ここは素直に「すべてのデータ」を選択すればいいでしょう。
必要なバックアップ項目を選択すると、画面下部でバックアップ対象のデータの種類を、
アプリのみ
データとアプリケーション
の3種類の中から選択できます。
インストールしているアプリケーションの数にも依りますが、アプリケーション本体までバックアップ対象に含めてしまうと一気にバックアップファイルのサイズが増えてしまいます。
Google Playから入手したアプリケーションは、下記の「Android標準のバックアップ機能」でもバックアップできますので、ここでは含めなくてもいいかと思います。
バックアップ開始
ファイル名と保存場所を確認してバックアップ開始です。この際、バックアップファイルにパスワードを付けることも可能です。
私の環境では、「すべてのデータ」→「データのみ」を選択し必要容量が508MB、外付け64GBのSDカードに約14分でバックアップが作成できました。
Android標準のバックアップ機能を使う
Android標準のバックアップ機能ですが、一度設定してしまうとクラウド上に自動的にバックアップが作成されます。
Googleアカウントに紐づいている情報のみが対象ですが、自動的にバックアップを作成してくる上に保存場所を確保する必要がないためお手軽です。
・Googleは信用できない!
という方以外のお手軽なバックアップ方法としてはお勧めです。
データフォルダを手動でPCなどにバックアップする
上記2種類のバックアップ方法では、アプリケーション本体のapkファイルやアプリケーションのデータのバックアップを取ることができますが、撮影した写真データやダウンロードしたデータ・作成した文書ファイルなどは含まれません。
これらのファイルのバックアップを作成するには、サードパーティー製のバックアップ作成ソフト、「helium」や「JSバックアップ」などを導入することになりますが、
・バックアップに時間がかかる
ため億劫です。
写真なら「DCIM」、ダウンロードファイルなら「Download」など対象となるフォルダの数が限られていますので、
・PCが無い場合は、Google DriveやOne Driveなどのクラウド上にコピーする
方法の方が、シンプルだと思います。
また、バックアップを作成する際に不要なデータの整理もできるため、不足しがちなストレージ領域の節約にもなり一挙両得です。
(おまけ)シリアル番号を控えておく
修理の際に必要になるので、「メーカー保証対象期間は外箱と保証書を保管する」のが基本ではありますが、故障した端末に限ってなくなるんですよね(笑)。
保証書が無くてもシリアル番号がわかれば、故障時にメーカー保証が効く場合もありますので、本体のシリアル番号もついでにバックアップしておきましょう。
「端末情報」と「端末の状態」の2枚のスクリーンキャプチャーがあれば、型番とシリアル番号がわかりますので、忘れずにキャプチャーしてバックアップしておきましょう。
ちなみにスクリーンキャプチャーの取得方法は
これで「マルチタスクボタン(ホームボタンの右側のボタン)」の長押しでスクリーンキャプチャーが取得できます。デフォルト設定での保存先は、内部ストレージ直下の「Screenshots」フォルダになっています。
★当ブログのZenPad 7.0 Z370C関連記事はこちら
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