【禁煙日記その1】私の喫煙履歴と禁煙チャレンジ(失敗)履歴

突然ですが、2017年4月4日以降、一本もタバコを吸っていません!そうです、禁煙に成功しました!苦節うん十年、過去2回も禁煙チャレンジに失敗した私も、3度目の正直でとうとう禁煙することができました!

今回3回目の禁煙チャレンジの末ようやく卒煙に成功したわけですが、その詳しいお話に突入する前に、シリーズ「禁煙日記」の第1回では、私のタバコにまつわる黒歴史である喫煙履歴と、過去2回の禁煙の失敗履歴に簡単に触れてみたいと思います。

歴史(特に黒歴史)にIFはあり得ないのですが、「ああ、あの時そんなことをしなければ…」と悶絶することしきりです。

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初めてのタバコは「憧れ」から?

初めてタバコを吸ったのは、正確には覚えていませんが、かれこれ20年ほど前だったと思います。どこぞの川辺で静かに流れゆく水面を眺めながら一服…そしてゲホゲホ

今ほど喫煙が「悪者」ではなかった時代、何となく「タバコ=大人のたしなみ」的な勘違いがあったように思います。当時はテレビや映画でも当たり前のように喫煙シーンがあり(そういえば最近は全く見かけないですよね)「憧れ」のようなものがあったのでしょう。アホですね!

激マズだったはずのタバコの本数があっという間に増えて

そして、お約束のようにゲホゲホとむせ返り、ひどく苦しんだ記憶があります。この段階で次の1本を断念していれば良かったのですが、勘違いの「憧れ」の欲求に勝てず、1本そして次の1本…。

気づけば、のどが痛くて吸えなくなる直前までタバコを吸い続ける立派な「チェーンスモーカー」になってしまいました。本数にして1日30本~60本。完全な依存症です。

1回目の禁煙チャレンジ

まだ、今ほど「禁煙圧力」は高くない時代ではありましたが、やはり喫煙者は肩身が狭いものです。また、

「風邪をひいて高熱があっても、のどが痛くて食べものがのどを通らなくても、タバコだけはやめられない」

自分にさすがに辟易して、10年ほど前に記念すべき1回目の禁煙を試みることになりました。

ニコチンパッチ

当時の友人が「ニコチンパッチなるものを使って楽に禁煙に成功した」という噂を聞き、早速薬局で購入しました。確か初期セットで5,000円ほどと、

「安くはないけれどタバコ代を考えれば高くもない」

という絶妙の値付けだったように記憶しています。

あっさりと1か月の禁煙に成功!

ニコチンパッチを体に貼り付けると皮膚から相当量のニコチンが吸収されるため、体がニコチンを欲しなくなる」という理屈です。

また、そもそもニコチンは猛毒ですので、パッチから相当量のニコチンが入っている上に更に喫煙でニコチンを摂取してしまうと命の危険があるかもしれないというプレッシャーもあり、比較的あっさりと1か月の禁煙に成功しました。

暑さのストレスに負けてつい1本が…

きつい禁断症状もなく、割と簡単に禁煙できてしまったためでしょうか心に油断があったのだと思います。とあるむせ返るような厳しい夏の日、隣であまりにも涼しげに(?)タバコを吸う友人に禁断のセリフを言ってしまったのでした。

「1本ちょうだい」

過去、禁煙に挫折したことのある方ならおわかりかと思いますが、このたった1本のもらいタバコによって、禁煙はものの見事に瓦解します。いわゆる「1本お化け」というやつですね。

「ここまで、禁煙できたのだから、1本だけなら大丈夫だろう。」

という根拠のない自信によって、これまでの禁煙の実績が見事に崩れ去ってしまいます。

1週間後には、30本/日の以前と変わらないヘビースモーカーに逆戻りしてしまいました。かくして、1回目の禁煙は1か月で失敗することになりました。

またこの時、

「禁煙なんていつでもできるさ」

という間違った印象をいだいてしまったのが、以降の黒歴史につながります。

2回目の禁煙チャレンジ

禁煙補助ツールは使わず「根性禁煙」に挑む!

2回目の禁煙チャレンジは、確か8年ほど前にタバコ代が一気に100円ほど上がった頃でした。1日2箱とすると、

1日200円、月6,000円、年72,000円の追加出費

になるわけですから動機としては十分です。

1回目の禁煙が割と簡単に成功したので(成功したのは1か月だけで結局失敗しているのですが…)、2回目は薬に頼らず「根性禁煙」を選びました。

家族や友人に高らかに「禁煙宣言」を行い、タバコをパイポに持ち替えて禁煙に突入。流石に若干の「禁断症状」に苦しんだものの、定番の飴や冷たい水などで乗り切り、3か月間の禁煙に成功しました!

過剰な仕事のストレスに負けてつい1本が…

禁煙3か月にもなると、もうタバコを吸いたいという欲求は全くなくなっていたのですが、当時入っていた現場のトラブル対応のため、ほぼ3日ほどまともに眠れない過酷な状況で、隣であまりにも爽やか(?)タバコを吸う友人に禁断のセリフを言ってしまったのでした。

「1本ちょうだい」

黒歴史は繰り返す、また、禁断のセリフを言ってしまったのでした…。「1本お化け」再び現るです…。友人も私が禁煙していることは知っており、普段の正常な状態なら必ず静止してくれていたはず(?)ですが、泥沼のような疲労感と眠気の中で共に紫煙の中に埋もれてしまい、2度目の禁煙も失敗に終わりました。

その後、年間72,000円の追加出費に甘んじてしまったことは言うまでもありません。
そして、記念すべき昨年の3回目の禁煙へと続くのでした。
(続く)
 

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