【禁煙日記その2】3度目の禁煙にあたって~喫煙のデメリットが大きすぎる!~

度重なるタバコ代の値上げの末、今やタバコ代はひと箱400円強の時代です。私が禁煙前に吸っていいたタバコはひと箱420円でしたので、

1日平均2箱=840円、ひと月25,200円年間306,600円

ものお金を浪費をしていたことになります。また、費用面もさることながら、タバコを吸うことに費やす時間の浪費がばかにならなく感じました。
1日平均50本のヘビースモーカーが何故禁煙を決断したのか?当時考えたことを振り返ってみたいと思います。

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喫煙のデメリット

健康に悪影響を与える

「喫煙がアルツハイマーの予防に効果的」などという説もあるようですが、元ヘビースモーカーの実感として、間違いなく「体を痛めつけている」という明確な意識がありました。タバコを吸い過ぎた日に感じる「胸部の違和感」は、たとえ医学的な知識が無くとも、命を削っていることを直感することができます。

やめることができるなら、タバコなんてやめてしまった方が健康的であることは明確です。

煙害をばらまく

電車で隣り合わせた女性に

「うわ、たばこ臭さ!」

と露骨に嫌な顔をされることが増えました。最近では、電車内での柔軟剤の香買の批判もよく耳にするようになりましたが、柔軟剤の香りよりも煙草の臭いの方が何百倍も他人に不快な思いをさせていることは明確です。

副流煙などの残留煙の周りへの悪影響

これは、諸説あるかとは思います。昔から指摘されてきた副流煙の害についてはかなりの信ぴょう性があるかと思いますが、喫煙者の洋服などに付着した残留有害物質が他人に害を与えるという三次喫煙に至っては、

「喫煙者がそこまで憎いか…」

という気がしないでもありません。

ただ、理屈上正論ではありますので、明確に否定できるエビデンスがない以上、

「他人に害悪を与えかねない蛮行」

は主体者である喫煙者自身が制御する必要があると思います。

自分のタバコが原因で、身近な人が深刻な病気に罹ってしまうことがあるとすれば、それは耐え難いことです。

喫煙できる場所が減ってきた

少し前までは、路上喫煙とはいかないまでも道路のところどころに喫煙できる場所があったように思うのですが、最近は「公設の喫煙スポット」以外で煙草を吸える場所がどんどんなくなってきました。

喫煙場所への移動時間も累積すればばかにできない無駄な時間です。

おまけに飛行機はもちろんのこと、喫煙車両の無い新幹線も増えてきていますので、長時間の移動の際は大変苦しい思いをしていました。たとえコストパフォーマンスが優れていて、日程的に問題なかったとしても高速バスなどは初めから検討対象外になってしまいます。

やはりお金がもったいない!

タバコ代として浪費する金額が年間30万円以上ですから…、しかも文字通り煙と灰と化して何も残らないですから…。もったいないですよね!

喫煙のメリット

ストレスの解消

確かに食後の一服や、仕事が一段落した後の一服は至高の一時です。

でもこれぐらいでしょうか…

デメリット>メリットだから理屈的には禁煙は必然なのですが…

他人に後ろ指をさされながら、自分はもちろん他人の健康を害する可能性の高いものに、年間30万円以上も出すのは流石にアホ過ぎます。
しかも、タバコ代の6割が税金です。ということは、

年間18万円以上も余計に税金を払っているにも関わらず、払っていない非喫煙者から害虫のように忌み嫌われる(笑)。

余程のマゾ気質でもない限り耐えることができないような世の中になってきました…。
唯一のメリットである「ストレス解消」ですが、

喫煙よりも経済的で効果的で健康的な「ストレスの解消法」なんて沢山ある

わけですから、

禁煙は理屈的には必然です。

必然なんですけどね…。

喫煙者が禁煙を躊躇する理由

禁断症状への恐怖

喫煙者は一本のタバコを吸い終わった瞬間から、次のタバコに火をつけるまでの間「ニコチン切れ」の恐怖に直面することになります。タバコを吸っている時以外は常に禁断症状の最中にいるといっても過言ではありあせん。
つまり喫煙者は、禁断症状の苦しさとそれが解消された時の快楽を知り尽くしているわけですから、「苦しさが継続する」決断をすることは簡単ではありません。

タバコが吸えないストレスに対する不安

タバコが吸えない時に喫煙者が感じるストレスは絶大なものです。

行き詰った時の気分転換ができなくなる?

喫煙者の最高の気分転換の手段は喫煙です。行き詰った時の一服は、時として最高のアイデアに結びついたりします。

などなど、

昔から言い古された言い訳ですが、

喫煙者の後ろ髪を引くには十分な力をいまだに持っています。

可能なら楽に禁煙してみたいものですが…。
(続く)
 

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