禁煙外来で処方された「チャンピックスタート用パック」の服用を開始して3日。医師の指示通り無理してタバコを我慢しようとはしていないのですが、喫煙本数は早くも半分近くにまで激減しました!ただ、「習慣化した喫煙」はまだまだ手ごわいようです。4日目からは禁煙補助薬のチャンピックスの量も増え、いよいよ禁煙準備期間も後半戦にさしかかります。
禁煙準備期間4日目から7日目
禁煙補助薬チャンピックスの量が倍になります
いきなり、喫煙量の半減に成功してしまったわけですが、ここまではあくまで準備体操のようなものです。4日目からはチャンピックス服用回数が朝夕2回と倍になります。3日目までの禁煙準備期間中は、
いつもの会社前の喫煙所
毎食後の至福の一服
などの、「習慣化した喫煙」に対しては抗う術がなかったのですが…。
結論から申し上げますと、チャンピックスの服用量が倍になっても、やはり「習慣化した喫煙」は手ごわいです。あたかも空気を吸うようにタバコを吸ってしまいます。
5日目 12本
6日目 14本
7日目 11本
ただし、「どうしてもタバコを吸いたいわけではないが、手持無沙汰で何となくタバコに火をつけてしまう」という「何となく喫煙」や、「2本目・3本目に手を付けてしまう」という「チェーンスモーク」は、何の苦も無くやめることができました。
また、タバコが美味いと感じることはなく、
という感じです。朝起きて顔を洗うように、夜寝る前に歯を磨くように、タバコを吸ってしまっています…。
また、0.5mg錠を朝夕2回と倍量になったチャンピックスの副作用ですが、この段階でも胃腸障害・精神的な障害共に感じることはありませんでした。
喫煙習慣を打ち破るのはやはり難しいのか?
もっとも、この期間は「無理にやめる努力」はしていませんので、至って計画通りなわけではありますが、禁煙補助薬を使ったとしても
「なんの苦痛もんなくきっぱりとタバコをやめられる」
というわけではなさそうです。
それとも、チャンピックスの成分量が更に倍になる本格禁煙期間になると、自然とタバコから離れることができるようになるのでしょうか?
自分の苦痛が何よりも嫌
という極めて正直な私は(笑)、間もなく始まる本格的な禁煙を乗り越えることができるのでしょうか?
いよいよ禁煙準備期間の最終日、卒煙日を迎えました!
思い返せば、何度かの逡巡の後、意を決して禁煙外来の重い門扉を開いたあの瞬間から、
・「緩やかな練炭自殺みたいなものですぜ!」という医師の言葉に再び驚き
・禁煙補助薬チャンピックスのおかげで、初日から喫煙本数が半減したことに驚き
・それでも習慣の重い鎖を断ち切るのは容易ではないと思い知り
などなど、色々あった1週間でしたがいよいよ最終日、最後のタバコに火をつける瞬間を迎えました。ちょうど1箱の最後のタバコで〆ることができればよかったのですが、よりによって夕食後の一服で1箱が尽きてしまいました。
これでは、寝る前の最後のタバコが吸えない…。
このまま、禁煙に突入しても良かったのですが、「最後のタバコが吸えなかった」ことが心残りで禁煙に失敗してもアホらしいので、ここは大奮発してたった1本のタバコのために、近所のコンビニまでタバコを買いに行く羽目になりました。
最後の最後に高い出費ではありますが、もう夜中にコンビニまでタバコを買いに走ることも無いと思えば、感慨深いものがあります。
そして、いよいよ最後のタバコに火をつけると、
ゲホゲホ!
ここに来て禁煙補助薬のチャンピックスが効いてきたのか、やけに煙たく不味いタバコでした。あたかも、20年ほど前に初めてタバコを吸った時のように不味いタバコを灰皿でもみ消し、改めて禁煙への決意を固めたのでした!
(続く)
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