2017年4月4日から禁煙を開始して早1年強。今回の禁煙は、禁煙補助薬チャンピックスの副作用や気管支の炎症などかなり苦しみました。その経験を「禁煙日記」シリーズとして現在連載中ですが、時系列で進行していますので、2018年6月6日現在で、本編はようやく「最後のタバコを吸い終わった」段階です(笑)。先は長い…。
今日は、朝から大雨。いよいよ梅雨入りです。私が経験した禁煙の最大の離脱症状である「禁煙鬱(うつ)」が発生しやすい時期とされています。私も1年前かなり苦しい経験をしました。
そこで、本編に先駆けて私が経験した禁煙鬱(うつ)の症状と対策についてフライングで触れてみたいと思います。
目次
「禁煙鬱(うつ)」は知らない内に突然やってくる
禁煙開始から2か月強、既に禁煙補助薬チャンピックスからは離脱していましたが、喫煙衝動や傾眠・不眠などの禁煙特有の離脱症状は見られず、
これは乗り切ったか!
と一安心していた頃です。が、
ヤツはすぐそばにいました…。
とにかくすぐに疲れて、何もする気がしない!
6月中頃のちょうど梅雨入りした頃、ちょとしたことですぐに疲れてしまって、どうにも体に力が入らなくなりました。鬱陶しい雨が続いていましたので、
気が滅入っているんだろう!
と当初は気にも留めなかったのですが、症状は改善するどころか
日に日に悪くなり、
・仕事の簡単な段取りができない
などかなり深刻な状況に陥ってしまいました。おまけに、チャンピックスの副作用で散々苦しんだ「悪夢」まで再現し、熟睡できないつらい状態に。
禁煙外来で相談したところ、禁煙鬱(うつ)という状態だそうです
当時は「禁煙鬱(うつ)」という概念を知りませんでしたので、
どこか体の変調
だと思っていたのですが、「悪夢」の出方がチャンピックスの副作用とよく似ていたため、とりあえず禁煙外来で相談してみました。すると、医師曰く、
・ただし、医学的には病気としては定義されていない
・ただ、禁煙外来では少なからぬ人が同じ症状を訴えることがある
・禁煙によりアセチルコリンやセロトニンなどの脳内の神経伝達物質のバランスが一時的に崩れたため、「うつ」と同じような症状が出ているのかもしれない
とのことでした。また、あくまで一時的な症状であり、数週間程度で回復するケースが多いとのこと。ただ、個人差が大きく、数か月引きずる人もまれにいるらしい…。
「禁煙うつ」の対策としては
・セロトニンを増やすことが効果的と言われている
・規則正しい生活
・バランスのいい食事を朝昼晩3食必ず食べる
・太陽の光を浴びながら適度な運動
がいいようです。
どうやら、禁煙でアセチルコリンンやセロトニンなどの脳内の神経伝達物質のバランスが崩れていたタイミングで梅雨入りし、太陽の光を浴びる時間が減少し、運動量も落ちたことによって症状が顕在化してしまったようです。
ナンテコッタ!
ただ、
って言われても、
という状態ではあったのですが、とりあえず、
・無理矢理楽しそうに歩く(笑)
・無理矢理鼻歌を歌いながら歩く(笑)
・無理矢理一駅分多く歩く
・梅雨の晴れ間は、無理矢理太陽を求めて出歩く
当初は医師の言葉を信じていなかったんです(ごめんなさい!)。なので、半信半疑で無理矢理始めたのですが、
やってみると結構楽しくって(笑)。
いつの間にかかなり、気分が晴れていました。
恐らく無理矢理にでも
食って、体を動かさないと、
どんどん精神的に落ち込んでいってしまったと思います。いいタイミングで医師の助言を得ることができてラッキーでした。これも、禁煙外来のメリットの一つですね。
梅雨の時期に陥りやすい「禁煙うつ」を上手く乗り切りましょう!
ただ、私の場合は完全に「うつ状態」が解消されることはなく、現在に至っています。詳しくは、「禁煙日記」本編でまたお話したいと思いますが、
・どのようにすれば楽になるのか
がわかれば、気分が少し楽になります。逆に言うと、これがわかっていなければ、突然襲い来る「鬱(うつ)の症状」にパニックになりかねません。それほど、「禁煙うつ」の症状は厳しいものがあります。
今年もこれから梅雨に入っていきます。また、日照時間が短くなり、寒くて引きこもりがちになる真冬も同じような状況になります。私と同じように「禁煙うつ」に陥ってしまった方に少しでも参考になれば幸いです。
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