【android修理日記その2】SHARPのスマートフォン206SHが故障したため修理に出した時のお話

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 前稿でお話ししたASUS MemoPad ME-173が修理から帰ってきて約3週間強、今度はSHARPのスマートフォン206SHに異常が起こりました。症状はエンドレスな再起動です。少し前から挙動がおかしかった同機ですが、ここにきて完全にノックアウトです。

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エンドレスに再起動を繰り返す206SH

症状

  • 前日の夜遅く、突然再起動がかかり、起動後も1分程度で再起動。これが繰り返される
  • 本体上部カメラ部分下がかなり熱い
  • SDカードを抜いても同症状
  • SIMカードを抜き差ししても同症状
  • 発症前フル充電状態であったにも関わらず、数回の再起動後バッテリー残量が60%まで減少
  • 充電ケーブルを刺したまま操作を行っても同症状
  • 工場出荷状態にリカバリーしても同症状
  • 3週間前にも同症状が起こり、その際は工場出荷状態にリカバリーすることで改善
  • 半年前ぐらいから、防水加工であるにも関わらず指が濡れている状態で操作すると、誤タップ誤スワイプが発生する
  •  症状的には、熱暴走が疑われます。電源を完全に落として、しばらく放置完全に冷却した状態でも改善されません。完全にギブアップです。

    代替機を求めて、地域で最も大きい規模のソフトバンクショップへ

     タブレットと違って、スマホの電話機能が使えないと仕事の連絡に支障が出ます。即刻修理しなけれいけないのですが、まず代替機を確保する必要があります。近くのソフトバンクショップに問い合わせをかけていきました。

     が、近隣店舗には貸し出し可能な代替機がないとのこと。小規模店舗で代替機を大量確保するのは、さすがに難しいと思います。仕方がないので、地域で最も大きいと思われる店舗に問い合わせたところ、一発OK。昼休みまでの数時間、取り置いてもらいました。

    手際よく進む検証作業、そして修理へと

     店舗到着後待つこと30分…。カウンターだけで20席近くはある大規模店ですから、お客さんの数もとにかく多い…。特に昼休みの時間帯ですから、特に込み合っていたのでしょう。カウンター内の担当諸氏が、必死でオーダーをさばいている様子がよくわかりますので、静かに待ちます。

     ようやく番号が呼ばれカウンターに向かうと、既に代替機が準備されており、更に先ほどの電話で話した症状のメモが用意されていました。おそらく無茶苦茶忙しかったはずなのですが、見事な段取りです!

     担当氏が手際よく検証作業を進めていきます。リカバリー直後の状態で持ち込みましたので、検証作業もスムーズに進んでいきます。ソフトバンクさんの環境でも同症状が確認されましたので、いよいよ修理の手続きへと進んでいきます。

    今日が昨日だったらよかったのに♪♪

    が、ここで問題が発生!

    「保証期間が昨日で切れていますね」

     何たる不運!何となく「買ったの1年ぐらい前だよなあ。ひょっとしたら保証期間切れてるかもなあ。」とは思っていましたが、1日とは…。いや厳密に言うと12時間ほどですか…。

    「申し訳ございません、受付日を昨日にできればいいんですが…。それは規則上できないんです。」

     それはそうです。そんなことしたら、コンプライアンス上大問題です。代替機の関係で選ばせてもらったショップさんに、そんな無茶なお願いをするつもりは全くありません。

    「有償修理となりますと、おそらくメイン基盤交換などで、最低でも2万円程のお見積もりになるかと思われます。」

    でしょうね…。そんなところでしょう…。わかります…。わかりますよ…。でも…。痛い!痛すぎる!

    逆襲するサポート担当者

    「○×様、最終的にはメーカーでの判断になりますので、この場でお約束ができることではないのですが…」

    と前置きし、

  • 症状が初めて出たのがおよそ3週間前
  • 修理依頼の原因となった症状が出たのが昨晩遅く、修理受付不可能な時間帯である
  • 半年前から別の不具合も発生していた
  • ことはメーカーに伝えさせていただきます。

    大変申し訳ございませんが、今回のケース私どもでできることはここまでになります。

    経験上、有償の見積もりが帰ってくる可能性が高いと思われますが、その際はご連絡させていただきますので、修理の可否につきご判断いただけますでしょうか。」

     「メーカーの判断内容については約束できないが、自分にできることはするので、この場は自分に預けて欲しい!」との趣旨。少しびっくりしました。

    漢気あふれる担当氏君に感謝!

     今回のような微妙なケースでは、客に言質を与えないよう慎重に対応するのが基本です。有償が覆って無償になった場合はみんなハッピーですが、無償をほのめかしてしまって最終的に有償になった場合は、大クレームになる可能性があります。中々、一見の客に言えるセリフではありません。担当氏君は、私のような「胡散臭いおっさん」のために闘うと言ってくれています。感謝、感謝です!

     漢気あふれる担当氏君に全てを託して、修理をお願いすることにしました。

     後は全て君に任せたよ!結果は問わないので、存分に闘ってください!

     代替機としてお借りした、ライトピンクの小振りでガーリーなスマホを片手にショップを後にしました。

    はてさて、結果は如何に…。 

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